はじめまして

高1女子です。

私は、ペットボトルで簡単に作れるキットを使って、ある実験をしながら家で醤油を作っています。このブログではその観察記録をつけていこうと思っています。

醤油を作り始めたきっかけは、中学校の「卒業論文・制作」の取り組みです。これは一人一人が研究・観察・創作など何か好きなテーマを1つ選び、中3の夏休み明けに論文を提出する、というものです。

私は小学生の時に社会科見学で近所のお醤油屋さんに行きました。そこで「福岡は醤油製造者数が日本一」と聞いて醤油に興味を持っており、漠然と醤油について調べようと考えていました。
ある日新聞で「音楽を聴かせたブドウから作ったワイン」の記事を読みました。面白いと思い調べてみると他にも味噌、焼酎、そして醤油など音楽を聴かせた様々な発酵食品があることが分かりました。そして「音楽を聴かせて作った食品は美味しくなる」という噂は本当なのかと疑問に思い、醤油を使って検証しました。
その後先行論文を読み、微生物は耳がなく、音楽を聴いているわけではないことを知りました。 音のもつ「振動」が微生物に何かしらの良い影響を及ぼしているのではないかと考え、醤油醸造と「振動」の関わりをテーマにしました。
結論としては、「菌による差はあるものの、醤油醸造全体で見れば振動は良い影響を及ぼす」となりました。

まだまだ調べたいことがたくさんあり、新型コロナウイルスの影響で臨時休校となり時間ができたこともあって、今年も醤油を作って実験することにしました。
醸造の様子は後日更新予定です。