仕込み

4月7日。注文していた手作り醤油キットが届きました。

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材料はこんな感じです。左は食塩(200g)、右は「醤油麹」という、大豆と小麦に麹菌を繁殖させたもの(500g)です。

翌日、早速仕込んでいきます。
まず、醤油麹を付属のペットボトルに入れます。

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次に、塩を水で700mlに入れ、よく混ぜて塩水を作ります。高濃度の食塩濃度のもとで発酵させるので、腐敗菌の増殖を抑えながら醸造できます。

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卒業論文で実験したときには、①何もしない、②音楽(モーツアルト)を聴かせたもの、③音のない振動(肩こり治療器を使いました)を付与したもの、の3パターンで比較を行い、「振動が醤油醸造に与える影響」を調べました。この時は1セットしか作らなかったので、得られた結果が本当に正確なのかわかりませんでした。
今回は卒業論文の再現実験と、振動を24時間与えるのは逆に微生物にとってストレスになるのかの2点を調べます。①何もしない、②24時間音楽を聴かせたもの、③午前・午後3時間ずつ断続的に音楽を聴かせたもの、の3パターンで比較します。サンプル数が少なかったという反省を活かし、今回は各パターン3本ずつ、合計9本!作ることにしました。

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音楽はイヤホンを使って聴かせています。ペットボトルの側面にイヤホンをテープで固定します。ボトルの数に対して再生機器が少なく困っていたのですが、便利なものを見つけました。

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イヤースプレッダーです。これに繋ぐと1つの再生機器から最大6本のイヤホンに音楽を流すことができます。

あとは適宜ふり混ぜながら作ります。

観察記録は随時更新します。